はじめに なぜピッキング(錠前開錠行為)による犯罪がこんなにも増加しているのでしょう? 答えは簡単です。みなさん、「カギ」を信頼しすぎているのです。 本書は「1時限目」の章から「5時限目」の章まで、玄関のカギや、車のカギの構造とピッキングによる開錠方法を、200点以上の写真や絵を使い、誰にでも理解できるように解説しました。 100ページ程の本書一冊を読むと、ほとんどの人が玄関錠や車のカギなどさまざまなカギを開ける事が出来るようになってしまいます。それほどピッキング技術(鍵屋さんが鍵を開ける技術)は誰でも簡単に身に付ける事が出来るのです。
この本を通じて、「こんなにも家などの錠前が簡単に開いてしまうのだ」という事を身をもって感じて下さい。そして身のまわりのセキュリティーをがっちりとかためましょう。
自分の身は自分で守るしかないのです。 以下に、本書の「ホームルームの章」の一部を紹介します。 (ホームルーム一部紹介)
ここに危ない家の3か条をあげます。
解説: 例えば、オートロック式のマンションの入り口で701号室から708号室まで一軒ずつ「ピンポーン」「ピンポーン」…と鳴らしていき、すべての家の留守を確認出来れば、7階はお買い物から帰ってくる人を警戒さえしていれば自由侵入地帯なのです。 更に高層階ならピッキングをしている様子を周囲から見られることがないのでピッキング技術を使った窃盗団は、堂々とまるで自分の家のように出入り出来るのです。 エレベータからおりたところです。 岡田さんが指差しているところに泥棒がいます。 わかりますか? 10歩近づきました。 まだまだわかりません。 ここまで来てもわからないのです。 玄関前まで来ました。 玄関前まで来て、初めてそこに人間がいることに気付きます。 実はこんな事をしていたのです。 しかも向かいにはビルなどがないため誰にも見られる事などありません。 いかがでしょう。 泥棒の気持ちになって、はじめてセキュリティーの甘さに気付いたのではないでしょうか。 では、どうすればセキュリティーをかためる事が出来るのでしょう。 次にあげる防犯3ヶ条を参考にして下さい。 おっと、ホームページではここまでです。
その先が知りたい方、カギの開け方を学びたい方、開錠工具(ピック)が欲しい方は、ボンボンかぎ本カギ開け本(ピック4本付き)を是非購入してください。 |